Paris Wedding Photo
石造りの歴史建築が並ぶパリの街角。
ローズピンクのカラードレスがふわりと揺れ、柔らかなおふたりの笑顔がまるで映画のワンシーンのように映えていました。
新郎様の装いは、深みのあるネイビーベルベットのジャケットに同系色のシャツを合わせた、洗練されたスタイリング。
ベルベットならではの独特な高級感と、光の当たり方で表情を変える美しい色の深みが、パリの街並みに見事に調和していました。
ベルベット(ビロード)は、元々、中世ヨーロッパの王族や貴族、宗教指導者の衣服に使われていた特権階級専用の高級素材。生地を織る技術が非常に高度で、かつ手間がかかるため、一般市民では到底手に入らない「贅沢の象徴」でした。
素材の特性としても、ベルベットは光を柔らかく反射する独特の艶(つや)と深みがあり、
肌触りも滑らかで、ジャケットやタキシードに仕立てると、他の素材では出せない品格や存在感が生まれます。
欧州のフォーマルスタイルに根付いた定番
現代でもヨーロッパのパーティーシーンやナイトウェディングでは、ブラックタイ(タキシード)やドレッシーな装いのバリエーションとしてベルベットジャケットが定番です。特にロンドンやパリでは、冬場のイブニングスタイルに「ネイビーやバーガンディのベルベットジャケット」は定番の一着。
ベルベットは歴史的な“特別感”と、現代の“ラグジュアリー感”を兼ね備えた唯一無二の素材。
それを身にまとうことは、紳士としての洗練と格式を自然に伝えるスタイルです。
華やかさと気品を併せ持ったおふたりならではの上質な一着です。







